ブラジルの平均給与とブラジルの物価について

2020/04/12

ブラジルでの日常 ブラジルで働く

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ブラジルレアル
                            Pedrosa_pictureによるPixabayからの画像
記:2020年4月10日

ブラジル人の平均給与

ブラジル経済省のホームぺージを見ると、

就職時の平均給与は 1,619.45 レアル
退職時の平均給与は 1,769.59 レアル

と発表されています。
(2019年8月現在 / ブラジル全土での平均値)

ちなみに、2020年度の最低賃金1,039レアルと公表されています。

そしてこの中から、所得税年金、保険等が引かれるので、
手取りはここから200レアル~300レアル引かれた金額となります。

ブラジルは物価が高い

ブラジルの物価高のイメージが伝わりやすい様に、
まずこのレアルの小数点やカンマを取った数字をそのままに置き換えてみます。

就職時の平均給与は 1,619.45 レアル → 161945 円 約16万円
退職時の平均給与は 1,769.59 レアル → 176959 円 約18万円
最低賃金は             1,039.00レアル    → 103900 円 約10万円

こう考えると、イメージをつかみ易いのではないかと思います。

ブラジルは貧富の差がとても激しい国ですが、
上記内容を踏まえ、
一般的なごくごく普通のブラジル人は一人、月に800.00レアル~1500.00レアルイメージとして8万円~15万円で生活していると言えます。

次に物価の件ですが、我が家の最寄りのスーパー「エストラ」の最近のチラシから、
イメージをお伝えするためにして言ってみます。
(為替で計算したものではありませんのでご注意ください。)

水 1.5リットル 219円→169円

 油900ml 399円→359円


柔軟剤Downy 1L 1668円→1299円


シャンプー(325ml)999円→899円
リンス(325ml)1219円→1090円

トイレットペーパー(30m)24ロール入り3590円→2890円
 


高いですよね!

スーパーごとのプライベートブランドも充実しており、
これより安い商品もありますがだいたい、上記のような感じです。

ちなみに、エストラはブラジルの大手スーパーチェーンで中流階級者向けです。
同系列のスーパーで、中流~裕福層を対象としたスーパー「Pão de Açúcar」(ポン・ヂ・アスーカル)もあります。

ブラジルは物価が高いことはもちろん、
しょっちゅう物の値段が上がります。

日本の物価の安さは異常

そして、逆に日本は物価が安すぎて心配になります。

去年7年ぶりに日本に帰省しましたが、
7年ぶりどころかもう何十年も物の値段が変わっていないことに改めて驚きました。

ランチが500円で食べられるなんて信じられません!
7年前も「ワンコインでランチ!」という時代でしたが、
7年経った今もまったく同じ事を。。。

ブラジルではランチ代として、
私の場合会社から1日20レアル支給されています。
ランチ代は2000円のイメージです。

日本の安さは異常だと思います。
もうそれを辞めにして、
相応の値段設定にして、
なにより従業員の給与を上げるべきなのでは。。。

ブラジル人はどうやって生活しているのか

8万円~15万円での生活といいましたが、
この中から食費以外にも家賃や光熱費も支払う必要があります。

では、どうやって生活しているのでしょうか。

ちなみに家賃はサンパウロのファベーラ(貧民街)でさえ500レアル~800レアルです。
イメージ的には5万円~8万円。

貧困層に対する生活保護制度「ボウサファミリア」もありますが。。。

日本の児童手当のような制度の「ボウサ・ファミリア」という生活保護制度がありますが、これは一人当たりの月収上限が89レアル(極貧層)月収178レアル(貧困層)(2020年2月現在)で、妊婦かもしくは15歳までの子供がいる家庭に限られていています。
支給額も各家庭によって違いますが、最高で約200レアル程度です。
イメージで、月収が8900円以下が極貧層、17800円以下が貧困層の方々に、支給最高額が2万円/月です。

よって8万円~15万円でくらすごく一般の家庭には、
政府からは何の援助もありません。

共働きで解決

pascalhelmerによるPixabayからの画像

これですね。
共働きです。
ブラジル人は奥さんは良く働きます。

ブラジルでは裕福な家庭は殆どお手伝いさんを雇うので、
家事さえできれば中卒であっても職があります。

裕福層の家庭は、
アイロンをかけるだけのお手伝いさん、
お掃除するだけのお手伝いさん、
お料理を作るだけのお手伝いさん、
ベビーシッター専門のお手伝いさんなど、
分けて雇ったりします。
また、毎日ではなく週に1度とか3日に1回とか。

賃金はだいたい1週間に1度だけお掃除に来てもらう場合、
サンパウロだと1回につき100レアル+昼食代20レアル+交通費を渡します。

イメージで1万円+ランチ代2千円+交通費。

けっこう良い額ですよね。
家政婦の仕事を掛け持ちすれば、
ブラジルの正社員の平均と同じかもしくはそれ以上の収入になります。

ブラジル人は共働きによって、
生活を成り立たせています。


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自己紹介

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日本人がブラジルに対して抱くイメージは、良いものとしては「サッカー」「カーニバル」「陽気なラテン民族」というところでしょうけれど、一方で「治安が悪い国」、そして 何より「発展途上国」という目で見られていることを、ひしひしと感じています。 日本のTV番組を見ていると「アマゾン」や「ファベーラ(貧民街)」などを取り上げているものが圧倒的に多いので、仕方ありませんね。 ですので、このブログでは、ブラジル移住7年目の私から見た、ブラジルのあまり知られていないオシャレな部分を沢山発信していきたいと考えています。

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