ブラジルの学校 成績発表の仕方

Ulrich WechselbergerによるPixabayからの画像


昨日、中間テストの成績発表をかねた
長男8年生の父母会に行きました。

今回は、各教科の先生が全て前に並んでいて、
校長先生が出席番号順に生徒の名前を呼び、
なんと一人ひとり、
全生徒全父兄を前にしての成績発表でした。

校長先生が
あなたは〇〇と〇〇の科目が赤点です
(ブラジルでも赤点って言うんですね)
と言うと、

あなたは授業中おしゃべりが多いわ

と教科の先生が続けます。

ケイタイ携帯ばっかりいじってるし


と別の先生も話しに加わったりして。。。


また別の生徒は

あなたは全てクリアです!!


と校長先生に言われ

続けて別の先生からも、

完璧な生徒です!

生徒の鏡です!


と褒められてる子もいました。


うちの長男は、というと。。。

おめでとう!赤点は1つだけです!
まだ学校に通いだして1年もしていないのに
よくここまでがんばりました!


とのことでした。

日本代表

帰りがけに
一人の先生に呼び止められました。

あなたがお母さんですか。
あなたはいい息子さんをもちました。
とても謙虚だし素直だし本当に素晴らしいです。
それはきっと今まで培ってきた彼の背景にある「日本の文化」が彼をそうさせていると常々感じています。


と言われました。

心の中で日の丸の旗ひのまるが掲揚され、
「君が代」が流れる思いでした。

あんたが良いと「日本が良い」ってなるね。
日本が褒められるね。


と言うと長男は

俺、じゃぁ、いいことしたね!
でも、責任重大だね。

と言っていました。

オリンピックの代表選手のように
外国で暮らす私たちは
日の丸を背負って日々生活しているんだなぁと
改めて感じました。

とくにブラジルは
日系移民の方々が築いてくださった信頼という土台のお陰で
好意的に接してくれるのでとても住みやすいのを感じています。

それを壊さないためにも
清く、正しく、美しく、生きていかなきゃならないね
長男としみじみ話しました。


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