ブラジルで予防接種
ブラジルで予防接種
予防接種後進国と言われている日本
B型肝炎の予防接種も日本はようやく2016年から定期接種になったみたいですね。
Hibワクチンの予防接種も肺炎球菌予防接種も
日本は世界基準からだいぶ遅れていて(20年程)
接種できないのは日本と北朝鮮くらい
と言われていたとのことです。
そのことを知ったのは
当時(8年位前、日本在住時)たまたまつけていたTVででした。
幼い頃病気にかかり
障害が残ってしまったお子様とそのご両親が出ていました。
ご両親は
もしHibワクチンの予防接種を受けてさえいたら
このような障害は残らなかったはずだ
と涙ぐんでいらっしゃいました。
そのことを受けたリポーターが
厚生労働省に上記内容を問い合わせ
なぜ、日本はこの予防接種を受けられないのか?
と質問していました。
当時自分の子供たちもまだ小さかったので
とても他人事とは思えず聞き入っていました。
そこで出された
厚生労働省職員の回答がとても衝撃的でした。
各製薬会社間で不公平感が出てしまう恐れがありまして。。。
私はてっきり
副作用の恐れが無いよう念入りに研究してるので
というような回答がされるとばかり思っていました。
人の命より
製薬会社に気を使っている厚生労働省の立ち位置に心からあきれました。
しばらくして
日本でそれらのワクチン接種が可能となったニュースを聞いてすぐ
既に小学生になっていた長男をのぞく下の娘2人には受けさせました。
当時は有料で
Hib も肺炎球菌も
1回9000円前後だったと記憶してます。
しかも予約もいっぱいで
1か月以上待たなければなりませんでした。
さて
ここブラジルでは
それら一切無料で受けれます。
子供たち含め私もB型肝炎の予防接種を受けたことがなかったので
子供たちは3回中の3回目を
私は3回中1回目を先週受けました。
私の母子手帳を見ると
当時は2種混合で破傷風の予防接種は入ってなかったので
それも併せて打ってもらいました。
ナースに
ついでにインフルエンザの予防接種も受けますか?
と聞かれて、
いいんですか!?
お願いします!!
と即答!
日本では毎年必ずインフルエンザの予防接種を受けさせていましたが
ブラジルは雪が降るまで気温が下がらないせいか
日本ほどインフルエンザに対して大騒ぎはしないので
あまり神経質にならずに過ごしていました。
ただ
ブラジルは今年は例年の同時期よりインフルエンザによる死亡者数が2倍
というニュースを聞いて
子供たちに受けさせようか
ちょうど悩んでいたときでした。
値段を調べると、1人、R$130,00
(あくまで私の感覚で、日本円でひとり1万3千円と言われてる感じです)
1万3千円 X 私も含め4人分 = 5万2千円
この金額は悩みますよね。。。
サンパウロではインフルエンザの予防接種が
5歳以下60歳以上無料
となっていましたが
接種率があまりよくないらしくワクチンが余っていて
10歳以下50歳以上は無料となったことは知っていました。
それでもワクチンが余っているとのことで
今回予防接種対象外の私たちも無料で受けることができました。
日本とは逆で
ブラジルは国側の予防接種に関する意識は高いのですが
市民のほうが意識が低いという印象を受けます。。。
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