3月8日は「国際女性デー」でしたが「国際男性デー」もある?
国際女性デー
記:2020年3月14日
ブラジルではこの日、ちょっとしたプレゼントを女性社員に配る会社もあります。
ちなみに今の職場では配られませんが、前の職場ではブランドものの石鹸を頂きました。
男性からは、
Feliz dia das mulheres!
(直訳で、幸せな女性の日)
と言われるので、
Obrigada!
(ありがとう!)
と答え、
同じ女性からは
Dia das Nossas!
(私たちの日ね!)
と挨拶されるので、
Isso mesmo!
(そうね!)
と満面の笑みをうかべて応えるけど、、、
この日っていったい何でした?^_^;
どうしてプレゼントを?
日本でも、この日はこんなでしたか?
聞けば「男性デー」もあるそうだけど。。。
国際女性デーとは
起源となったのは、
1904年3月8日にアメリカ・ニューヨークでおきた婦人参政権を求めたデモだそうです。
それをきっかけにヨーロッパやロシアでデモや労働運動が広がりをみせました。
国連によって「国際女性デー(International Women's Day)」と制定されたのは、
国連によって「国際女性デー(International Women's Day)」と制定されたのは、
1975年だそうです。
目的は、
女性への差別撤廃と女性の地位を訴えるために。
女性が自分らしく生きることができる社会とするために。
なるほど。
なるほど。
私も特に女性がもっと政治に加わっていくことは大賛成です。
普段家計を預かっている女性が、
国の財政を管理すればどんなに良くなるでしょうか。
家のローンなどを、
繰り上げ返済していく優秀な女性たちが日本には大勢いるのです。
また各国の首相、大統領と呼ばれるリーダーたちが全員女性になった場合、
世界は今とは全く別の方向へ進んでいくことでしょう。
世界から戦争は完全になくなると言っても、
過言ではない気がします。
ちなみにブラジルのサンパウロではこの日、
女性の権利向上を求めるデモが開かれていました。
特に女性への差別的発言が多いことで知られるボルソナロ大統領への不満を表現していました。
ただ、ボルソナロ大統領は女性に対する差別的発言だけでなく、日本人や日系人に対する人種差別的発言も問題視されていますが。
(政権に対して批判的なを本を出版したブラジル日系女性ジャーナリストに対して「ブラジルで何をしているか分からない日本人女性」と発言。
日本は何もかもが小さいと発言。また国内空港で日本人男性との記念撮影を快諾して写真を撮った際、彼に向って指を使って短さを示し「全部小さいんだろ?」と卑わいなジョークを飛ばしたことも大きく報道されました)
ちなみにブラジルのサンパウロではこの日、
女性の権利向上を求めるデモが開かれていました。
特に女性への差別的発言が多いことで知られるボルソナロ大統領への不満を表現していました。
ただ、ボルソナロ大統領は女性に対する差別的発言だけでなく、日本人や日系人に対する人種差別的発言も問題視されていますが。
(政権に対して批判的なを本を出版したブラジル日系女性ジャーナリストに対して「ブラジルで何をしているか分からない日本人女性」と発言。
日本は何もかもが小さいと発言。また国内空港で日本人男性との記念撮影を快諾して写真を撮った際、彼に向って指を使って短さを示し「全部小さいんだろ?」と卑わいなジョークを飛ばしたことも大きく報道されました)
国際男性デー
ところで11月7日が国際男性デーだそうです。こちらは1999年にカリブ海の島国トリニダード・トバゴで始まったとされていて、
歴史がまだ浅いせいかまだまだ浸透されていませんね。
制定の目的は、
男子や男性の健康に目を向け、ジェンダー平等を促すためだそうです。
国際男性デーが制定された目的を知らず、
ただ単に「国際男性デーもある」と聞いた時は
そうなの?
どうして?
必要?
と言うのが私の率直な感想でした。
ただ、世界の自殺者の7割が男性という事実を改めて聞くと、
男性にとっても生きづらい世の中であったのだと、
はじめて考えさせられました。
ブラジルだけの「男性の日」があります
毎年7月15日がブラジルの男性の日(Dia dos Homens)です。男性の健康を守るためのケアに関する意識を高めることを目的としているそうです。
ブラジルは1992年からこの日が制定されています。
まとめ
男性も女性も一人の人間として、みんなが生きやすい社会になるといいですね。
そのためにも、
「国際女性デー」「国際男性デー」を制定し、
世界のみんなで考えましょう、とする取り組みは確かに必要なことですね。
私も「国際男性デーもある」と聞かされなければ、
自殺者の7割が男性だということも知らずにいたし、
男性の生きづらさなどにまで、意識を向けることは無かったのですから。
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