ブラジルで働くには 

ブラジルでの仕事の探し方

直接行ってみる

ブラジル人が職探しをする時は自分の履歴書を大量に作成し、
色々な会社の人事課に配り歩きます。

会社もその履歴書は保管しておいて、
人材が必要になった場合そこから連絡をとり採用します。

ブラジルにも職探しのサイトなどもありますが、
一番手っ取り早い方法は働きたい会社に直接行ってみることです。

たとえそこで人を必要としていなくても「〇〇で日本語が出来る人を探してた」と情報を貰える可能性もありあます。

仕事を探していることをとにかく人に話しておく


日本の企業の場合と違ってブラジルは、
人材が必要になった場合、
職員や関係者、友人などに「〇〇が出来る人いない?いたら紹介して」と話し、
そこから採用することが多いです。

サイトや新聞広告などに求人情報を出すのは最終手段です。

だから自分は仕事を探している、と多くの人に口にしておくことは、
何よりも大事なことです。

かくいう私も、現在の職場に就職できたのは「〇〇という会社が日本語が分かる人を探してる」という情報を知人から貰えたからでした。

今でもよく知人から「〇〇が出来る人誰かいない?」というLINEが来たり、
逆に「うちの会社で今〇〇が出来る人を探してるの。誰かいたら教えて」というメッセージを送ったりしています。

ポルトガル語は日常会話程度でも働ける職場

日本食レストラン


ブラジルには日本食のレストランが沢山あります。
そこでは、日本語が出来る人を喉から手が出るほど必要としています。
特に、高級な日本食レストランになればなるほど顕著です。

何故かと言えば、
やはりそういう所には日本の駐在さんはもちろん日本からのお偉い様がブラジルに来た時に利用されるからです。

お店側も、ポルトガル語はおいおい覚えてくれればいいから、とにかく日本語をお願い!という感じです。

また、日本食レストランのランクが上がれば上がるほど、
ブラジル国内で利用するお客様も大会社の社長やら会長など、となってきます。

その時、お店に一人日本人が働いているだけでも「日本」の雰囲気が醸し出され「ここは本格的な日本料理を出す店」というイメージが持たれるため、
日本人の従業員が求められています。

日系の旅行会社

日本の顧客に対応するために、やはり日本語は必須。
日本語のメールを読み、日本語で返事をする人がどうしても必要となります。
こちらも、ポルトガル語はおいおい覚えてくれれば、、、というスタンスの会社も多いです。

日本人集客に力を入れているホテル


こちらは日常会話以上のポルトガル語が求められますが、 
朝食に日本食を取り入れたり、
部屋に浴室を備えたりするなど日本からのお客様獲得に力を入れているホテルも、
日本語の分かる従業員を必要としています。

「日本語の分かるスタッフがいます」という一文はホテルの大きな売りの一つともなりますし。

ちゃんとした仕事に就くためにまず必要なもの

ビザ



私たち外国人がブラジルで働く際の面接で、
一番最初に雇用主から聞かれるのは、
就労ビザもしくは永住ビザをちゃんと持っているかどうかです。
これさえクリアできていれば、後はどうにかなります。

労働手帳 


めでたく採用が決定した場合、この労働手帳を提出するように求められます。

この手帳には初就職から現在までの職場名、給料等の詳細が記録されています。 
ブラジル労働法の保護のもと仕事をするためには、この労働手帳が必要です。

但し、 2019年9月24日から事務処理とコストの削減のため、
労働手帳がデジタル化されました。
CPF番号(納税者番号)を会社側に伝えればネット上の労働手帳に記録されることになりました。

これは、本当に素晴らしい政策です。
私が労働手帳を取得した時は、
申請と受け取りのため最低2回は労働省へ行く必要があり、
大変だったことを思い出します。

労働手帳を持っていないけど働きたいという場合

日系人家庭のお手伝いさん

ブラジルでは一定の収入がある場合、お手伝いさんを雇うのが一般的です。
日系人の家庭は、 高齢になった自分の親の為にと、
日本語が話せたり、日本料理を作れるお手伝いさんを探していることが多々あります。

日本語の先生

教室に通って日本語を覚えるのではなく、個人で習いたい、と希望する人も多くいます。

まとめ

このように、日本語が分かるということは大きな強みとなります。

日系企業には必ず日本語の話せる現地の日系人がいるので、
ポルトガル語が日常会話程度でも仕事がこなせる理由はそこにあります。

日本からのメールを読んであげて、伝えたいことを代わりに日本語で書いてあげる、
そんな仕事が割りと沢山あります。

ただ、ポルトガル語の読み書きと日本語の読み書きの両方が出来る優秀な日系人もしくは日本人が入社した場合は、
もちろん取って代わられてしまいますので、
日々のポルトガル語のスキルアップの努力は欠かせませんけれども。

とにかく、最初の一歩を踏み出せば、あとは何とかなります!

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