アウグスタ通りのBovinu's
ランチにおススメ ビュッフェ式レストラン
記:2019年3月23日
サンパウロ一のビジネス街、パウリスタ界隈にあるレストランはランチ時になるとビジネスマンやOLで一杯になります。
ブラジルの会社も日本と同じようにランチの時間は「1時間」。
その短い時間の中で効率よくランチを取るために、サンパウロの殆どのレストランのランチはビュッフェのポルキロ(量り売り)スタイルとなっています。
ここパウリスタ界隈のアウグスタ通りにあるBovinu'sも同じようにポルキロ スタイルです。
ちなみに、Bovinu's はグループ経営のレストランでHamburgueria(ハンバーガーショップ)やChurrascaria (ブラジル式焼肉店)なども経営しています。
土曜日、日曜日のBovinu's
パウリスタ界隈のレストランの多くは土、日曜日は休業、もしくはオーダー制となりますが、ここアウグスタ通りのBovinu's は土、日曜日のランチも変わらずビュッフェスタイルが楽しめます。
ただ、土、日曜日はポルキロ(量り売り)ではなく、均一料金での食べ放題となりますのでご注意を。
ちなみに土曜日はおひとり様R$49.00、日曜日はR$53.00 、両日12時から16時までがランチタイムとなっています。(2019年4月現在)
この料金には、普段は別料金となるデザートやグリルコーナーでのお肉も含まれています。(飲み物は別料金)
私が訪れたのは、ラフな格好をした家族連れが目立つ土曜日。
店内はとても広く、ざっと見渡した感じで300席くらいはありそうです。
ビュッフェからお好みのものを選びましょう♪
ビュッフェからお好みのものを選びましょう♪
こちらはグリルコーナーです。
ブラジルの代表的な料理で国民食と言われる「フェジョアーダ」もあります。
フェジョアーダについて
フェジョアーダとは、黒インゲン豆と、豚肉、牛肉、ソーセージなどを一緒に煮込んだ料理です。
ブラジルでは「水曜日」と「土曜日」が「フェジョアーダの日」です。
その日、小さなレストランではランチメニューにフェジョアーダしかなかったりします。
このフェジョアーダは、アフリカから連れてこれらた奴隷たちが考案した食べ物だったと言われています。
農場主が食べずに廃棄する豚肉の内臓や耳、鼻、足、しっぽなどを豆と煮て食していたものが一般家庭に広まったと言われています。
ただ、「いやいやこれは支配者層の食べ物だった」と異論を唱える人もいます。
なぜなら、廃棄肉部分とはいえ、数百人といる奴隷にまで肉がいきわたることは困難であり、また、当時奴隷が一般的に食していたとうもろこしやキャッサバに比べると、インゲン豆はかなり高価な食べ物だったと。
ヨーロッパより豆を使った煮込み料理をブラジルに持ち込んだ支配者層が、ブラジルで調達しやすい材料に変えて食していたものが、家事奴隷などによって一般家庭に浸透していったと。
どちらかと言えば、やはり「奴隷食」というイメージが強いですが、ブラジルの国民食と言われるまでになっているのは「おいしい」からですよね。
かく言う私も、豚の耳や足がお鍋に入ったそれを初めて見たときは
「?!」!.....
すすめられてもどうしても口にできませんでした。
ようやく私が恐る恐る口にしたのはブラジルへ来て半年がたった頃ですが、フェジョアーダ 口に入れた瞬間
「Bem-vindo ao brasil!!!(ようこそブラジルへ!!!!)」
と大きな拍手が起こったことを、今でも忘れられません。
「受け入れることで、受け入れてもらえる」それを私に教えてくれたのがこのフェジョアーダです。
今では、美味しい!と思って食べれるようになりました。
ビュッフェに日本食があるのはあたりまえに
サンパウロのこういったビュッフェスタイルのレストランには、必ずといっていいほど、お寿司、焼きそばがあるのはあたりまえとなっています。
やっぱり私は日本食をセレクトしてしまいます。
そして最後はもちろんデザート♪
ちなみに平日、月~金曜日は下記のとおりです。
ランチタイム:11h30~15h30
料金:R$7.98 / 100g ※12h前と14h後は10%off
またこの店内にはステージが設けられているので、イベントやパーティにも利用できるそうですよ。
住所: Rua Augusta, 1513 São Paulo, SP
Bovinu's Augusta サイト: https://www.bovinusaugusta.com.br/




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