半沢直樹とマインドコントロールからの解放

2020/10/11

その他

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sumochannuさんによる写真ACからの写真

日曜ドラマ「半沢直樹」

日本で大好評だったこのドラマ、
私も2013年のシーズン1、そして今回のシーズン2と両方見ました。

自分の上司であっても、
悪いことは悪いとはっきり言う半沢直樹。

彼の強さに心から憧れ、
毎回スカッとしながら見ていました。


やられたらやり返す、倍返しだ!

半沢直樹と言えばこのセリフが有名ですが、
最初聞いたときは
え?こんなこと言っていいの?というのが、
私の率直な感情でした。

何故なら、
幼い頃に沢山読んだ絵本、
自分が親になり子供に読み聞かせた絵本、
学校での道徳の授業、
親からの教え、
そして宗教の教え、、、etc

どこをとっても「やられたらやり返す」というワードはなかったと断言できます。

それを堂々と言ってのけるこのドラマは新鮮でした。

トラブルから逃げるな

このドラマを見てから私の中で大きく変わったことがあります。

それは、不正に対して(多分社会人になってはじめて)抗議をしたのです。

最近通っていた歯医者から、
詐欺同然の不正な請求をされたのですが、
それに対して私はこれは不正であると堂々と抗議したのです。

それは私にとってものすごく新鮮な挑戦でした。

今までの私でしたら
こんな歯科医を選んだ私にも何か落ち度があったとし、
このようなレベルの歯科医に遭遇した自分のレベルが低かったのだと、
それを引き寄せた自分に原因があるとして、
終わりにしていました。

この考え方は私がやっていた宗教の教えに基づいています。

でも半沢直樹の徹底的に不正と戦う姿、
その不正を振りかざした人物におとしめられた際は
やられたらやり返す、倍返しだ!と屈しない姿をみて、
私も本当はこうしたい!という思いが心の奥から沸々と湧き上がってきたのです。

弱さが滲み出ている

それまでの私は人との争いごとは極力避けて、
宗教の教えの通り、
許しましょう、愛しましょう、敵の為に祈りましょう。。。
みたいにがんばって生きてきました。

例え人格を否定されるような発言をされたとしても、
言い返したい気持ちをぐっと抑え、
こう言う言い方しかできないこの人はきっと幼い頃なにか辛い事があったのかもしれない
と思うようにして反論はしませんでした。

そういう今までの私の生き方が、
私の言動や雰囲気から滲み出ているのだと感じました。

だから私は歯医者になめられた。

自分で自分が悔しかったのです。

不正は不正だと言える強さを持ちたい。
なめらてたまるか!

半沢直樹を見ていると、
今まで宗教に基づいた自分の対処の仕方はやっぱり間違っていたと思うようになりました。

マインドコントロール

宗教に限らず占いや自己啓発セミナーの類は全て、
車を運転する際のカーナビのような役割として、
人生を生きる上でアドバイスをくれる立場であるには最高だと思いますし、
必要なものだと思います。

でも、カーナビはあくまで運転のわき役であって、
行先や目的地を決めるのは自分自身であるのと同じように、
宗教や占いなどはあくまでもアドバイス的役割であり、
それが自分の人生の主体ではないという事です。

私はようやく去年末頃から
自分は宗教にマインドコントロールされていたうちの一人であったと
自覚できるようになったのです。
本来わき役であるはずの宗教を人生の中心に据えて生きてきたと。。。

そして半沢直樹のドラマを見て
誰の意見にも左右されず、
私は私を信じて生きて行こう!と
はっきりと腹が据わったのです。

裁判も辞さない構え

不正な請求をした歯科医に対し、
許しましょう、愛しましょう、などと考えて、
ここでまた物事をうやむやにしたら私は一生このままだ、
と直感した私は、
はっきり言おう!と決めました。

そして誠意のひとかけらも見せない歯科医に対して脅しではなく
裁判も辞さない考えであることを宣言しました。

日本語が話せる歯科医と言ううたい文句で日本人の患者を集め、
ポルトガル語やブラジルの医療制度や法律をよく知らないことをいいことに、
ましてや、日本人は裁判などしないとタカをくくり、
不正で高額な請求を繰り返していると直感したのも要因の一つでした。

日本人だって不正に対しては裁判も辞さないことを見せておくことで、
この歯科医も今までのように、
日本人をはなからなめてかかることは少なくなるのでは、と思いました。

大人しく沈黙していた今までの自分との決別

それまでの歯科医とのやり取りはワッツザップのメッセージでした。
しかし担当した歯科医ではなく受付のブラジル人とのやり取りでした。

歯科医本人は一向に私と対話することを拒否したため、
裁判に訴える旨を話すと一転、
電話でなら対応すると。
今度は私がそれを拒否し実際に会うことを求めました。

歯科医が指定した日時に歯科医へ行くことになりましたが、
それまで人に意見することを極力避けてきた私にとっては、
勢いで取ってしまたアポイントにしばし困惑。。。

どうしよう?どうしよう?
アポイントとっちゃった。。。(;'∀')
逆にやりこめられちゃうかも。。。(;_:)
当日おどおどしちゃったらかなりカッコ悪いなぁ(;´д`)

と急に不安に。。。

見かねた友人が、
一緒に行ってあげる?と提案してくれましたが、
ありがとう、一人でやってみたいのと、
頼りたい気持ちをぐっと抑えました。

何故なら今回の件は自分の中で、
不正な歯科医に対する戦いというよりも、
自分自身の挑戦の場という意味合いが強かったからでした。

宗教の教えに盲目に従い、
おとなしく黙り込んでいた今までの自分との決別です。

友人に一緒に行ってもらえば、
ポルトガル語も日本語も分かるのできっと友人が私に代わって議論することになるはず。

それでは意味がないのです。


半沢直樹のドラマを見て出発

アポイント当日は、
やはり緊張してドキドキしました。

目いっぱいのお洒落をして、
高いヒールの靴を履き、
背筋を伸ばしました。

出発前には
半沢直樹のドラマを見て気持ちを整えました。

歯医者に向かうエレベーターの中でも

やられたらやり返す、倍返しだ!

そのセリフを繰り返しました。

真似て言うと勇気が出ました。

いつもは、
許しましょう、愛しましょう、と唱えていた私からしたら、
考えられない言葉です。

話し合いの結果

私以上に緊張していた歯科医の姿を見て、
私は落ち着くことが出来ました。

時にはお互い怒鳴り合いに近い言い争いになり、
もう一人いた歯科医に落ち着くようにたしなめられる場面もありました。

でも、もう、許しましょう愛しましょうの私ではないのです!
不正は不正として、
行われていない治療に対して支払った金額は返金するように私は一歩も引き下がることはしませんでした。

1時間半ほどの話合いの結果、
歯科医は不正を認め、その分はその場で払い戻されました。

スカッとしました!

本当に嬉しかった!

お金が払い戻されたことより、
きちんと自分の考えを自分の思う通りに表現できたことがです!

私は一人で逃げずに乗り込んで戦った自分を、
本当に愛おしいと思いました。

まとめ

どれだけ長い間私は自分の意見を押し殺し、
こういう時にはこう捉えるべき、
このように考えるべき、
こういう風に言うべき、
このように生きるべき、
べき、べき、べき。。。。と生きてきたんだろう!!!???

あぁもう嫌!!!
それはもう終わりにする!!!

心からそう思いました。

また、宗教だけでなく私は、
世間の一般常識も人生の中心に据えて生きてきたと痛感しています。

これでは、疲れるはずですよね。
悶々とするはずです。

でも自分の信念にのみ従って生きる半沢直樹の姿を見て、
私も自分の人生を自分の信念を持って生きて行こう!と、
それまでの自分を吹っ切ることが出来ました。

本当にいい経験になりました。

そしてこれからの私は、
人とトラブルになることを恐れず、
言うべきことはきちんと言える人間に、
今更ですが、
なっていこうと覚悟を決めました。
とくに外国に住むなら、
それは尚更必要なスキルです。

がんばります!

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自己紹介

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日本人がブラジルに対して抱くイメージは、良いものとしては「サッカー」「カーニバル」「陽気なラテン民族」というところでしょうけれど、一方で「治安が悪い国」、そして 何より「発展途上国」という目で見られていることを、ひしひしと感じています。 日本のTV番組を見ていると「アマゾン」や「ファベーラ(貧民街)」などを取り上げているものが圧倒的に多いので、仕方ありませんね。 ですので、このブログでは、ブラジル移住7年目の私から見た、ブラジルのあまり知られていないオシャレな部分を沢山発信していきたいと考えています。

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