松本人志さんのことで私が気になること

 

まず、今回、一年ぶりの更新となりました。
昨年は大きなイベントの仕事があり、招待状の作成から会場やレストランの手配、リスト作成、収支報告に至るまで、本当に忙しい一年間でした。

その間に父が他界し、急きょ日本に帰国するなど、想定外の出来事もありました。

今年2024年は、前向きに、色々なことにチャレンジしていきたいと思っています。

ダウンタウンの松本人志さんのニュースはブラジルでも

さて、年末に日本を駆け巡った松本人志さんのニュースはここブラジルでも、ポルトガル語で報じられました。

ただ、ブラジルでは知名度はあまり高くないので、そんなに大々的に報道されたわけではありません。

ちなみに、ブラジル人はどうかは分かりませんが、ブラジル日系人の中で日本のコメディアンといえば、志村けんさんの知名度がダントツですね。

松本さんの番組で私が好きなもの

私は、ブラジルに来てからも毎週日曜日の朝はYouTubeで「ワイドナショー」を見るのが恒例でした。

日本にいた時と同じように朝10時頃に、12時間前にアップされたワイドナショーをブラジルで視聴できる、というのが「あぁ、今日は日曜日！」と感じさせてくれる小さな幸せの一時でした。

それ以外では、「〈ダウンタウンなう〉本音でハシゴ酒 」、「人志松本のすべらない話」「人志松本の酒のツマミになる話」がとっても好きで、こちらもYouToubeで何度も何度も視聴していました。

松本さんの、父親とのエピソードトーク

その中で、私がとても気になっていたのが松本さんが語るいくつかの父親とのエピソードトークです。

「お兄ちゃんの事だけをかわいがる」
「この子（長男）だけいればいいって、人前で言われた」
「お兄ちゃんはかわいい、って俺に言う」

「子供の頃おやじに捨てられそうになった」
「子供の頃市民プールで父親がめずらしく遊んでくれてうれしくて。でも水面に浮上できないようにされて殺されるかと思った」

芸人さんだから、これらのエピソードをとても面白可笑しくトークするのです。

でも、これ、子供心に、とっても傷つきませんか。。。

そして何年か前に何かの番組で、

「一回もおやじに褒めてもらったことはない。今でも。」

と話した松本さんに、そこに居た人たち、そしてTVの前の私も「今でも？！」と驚きを隠せませんでした。

現在は芸人として沢山の冠番組をもち、大活躍している息子なのに？って。

「がんばってるな」の一言くらい言ってあげればいいのに。。。何の関係もない私ですが、心からそう思ったことを覚えています。

その何年か後、お父様が他界されたことを話していた番組で松本さんはこう言いました。

「最終的にぼくのこと、1回も褒めてくれなかった。」

。。。。。そうなんだ、最終的に、一回も。。。

こっちが泣きそうになりました。

自分を受け入れなかった女性に対する仕打ち

私は専門家ではないのであくまでも私見になりますが、すいません。

今回、松本さんが自分を受け入れなかった女性に対する態度がキツくて特徴的ですよね。

人格を否定する暴言を浴びせる。

土下座させる。

これって、自分を受け入れてくれなかった父親への苛立ちや悲しみも一緒に感情が湧き上がってしまうのではないかな、と思ってしまいます。

お笑いBIG5との壁

今回の松本さんのスキャンダルに対し、松本さんの先輩であるお笑いBIG5（ビートたけしさん、さんまさん、タモリさん、鶴瓶さん、所さん）との関係性も浮き彫りになりました。

松本さんは、この5名全員と、良好な関係性ではないようです。

これも、やはり父親との関係性が現れている気がします。

松本さんにとっては、年上の男性は父親と同じ感覚で、接しずらかったのではないかと思います。

年上の男性の懐への入り方を知らない。

甘え方を知らない。

きっと自分のことを嫌いなんだろうなと、無意識で思って壁を作ってしまうのではないかと察します。

まとめ

週刊誌等で報道されていることが事実だとして。

確かに、松本さんのおごりがあったことは否めないと思います。

もし、自分の娘がそういう風に扱われたとしたら許すことはできないでしょう。

でも、この事件、何だかとても悲しくなるのですよね。

そして、子供の時に受けた親からの影響は良くも悪くも人生においてずーっと支配し続けるものだと感じました。

そして、自分の3人の子供たちに対して、自分は知らず知らずのうちに傷つけてしまっていることはないだろうか、自分はほかの二人より愛されていないと感じている子はいないかと考えが及びます。

そしてもっとちゃんと子供たちに、

大切に思っている事、

そこに居てくれることが嬉しいこと、

毎日頑張って偉いねということ、

自慢の息子そして娘だということを、

言葉にして沢山伝えよう、と思いました。

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