仕事でのミスは隠したほうが得なのか

 

ブラジルで仕事

仕事でミスをした時

結論から言うと、
私は隠しません。

色々色々悩んで、
私は正直に報告する、という結論に達しました。


外国で働くという事

私は日本と違う文化、習慣、常識をもつ外国に観光で来ているのではなく、
その国に暮らし、その国の企業で働き、
尚且つ子供を育てるシングルマザーとして生活がかっかっている立場です。

会社の利益を守りつつ、
自分のプライドも守っていくスキルが必要です。

馬鹿にされたら終わりだということも学びました。
「この人は仕事ができない」と思われたら終わりなのです。

ですから仕事でミスをした時の対応の仕方は「この国においては」どうすることがベストなのかを知っておくことは、ても重要なことなのです。

日本で培った姿勢は本当に外国では通用しないのか?

言い訳はしない、という心構え

これが相当なジレンマでした。
言い訳をしないということ。

私は日本で仕事をしていた時、
いつもこのことを心がけて働いてきました。

そして部下を持つようになると、
言い訳が多い部下は成長が遅いという事も分かるようになるので、
尚更、言い訳はよくない事、としていました。

ですが、ブラジル人はびっくりするほど本当によく言い訳をします。
自己主張をはっきりとします。
そしてミスは隠すか、人のせいにするかどちらかです。
直属の上司は部下のミスをかばうなんてことはありません。
それどころか自分のミスも部下のミスとして報告するのです。
それが当たり前なのです。

そのような人たちと肩を並べて仕事をしなければならない現状を冷静に考えると、
果たして日本で働いていた時と同じように、
言い訳はせず、
ミスは隠さずきちんと報告する、
それでいいのか。。。?と思い悩むようになりました。

だって、
誰もミスを認めない会社の中で
上司に「これは私のミスです」ときちんと報告していたら、
あの人はミスが多い人、と認識されるだけなのでは?と。。。


私がミスをきちんと報告したい理由

会社の利益を一番に考えれば、
これが最善だと思うからです。

経験豊富な上司は必ず似たようなミスをしたことがあるはずなので、
対処の仕方も知っているのです。

ミスが判明した時点ですぐに対処すれば、
小ミスで終わる可能性が高いからです。

だから私はきちんと報告したいのです。

そして、自分が上司の場合、
ミスをきちんと報告してくれる部下を誰より信頼しますし。

あぁでもここはブラジル、
日本ではないのです。。。

ブラジルで働きながら生きていくには、
ずる賢くなるべき。。。?(;´д`)

どうすることがベストなのか、
本当に迷いに迷った時期が長く続きました。

ブラジル日系人がブラジル人から持たれているイメージ

ブラジルで生活していると、
日本人であることを誇りに思える体験を数多くします。

※その体験過去記事はコチラです:日系ブラジル人の凄さ 無条件の信頼

ブラジル日本移民が開始されてから今年で112年が経ちましたが、
その長い歴史の中でブラジル人たちが日系人に持つイメージとして定着しているフレーズは、「勤勉で礼儀正しくまじめで嘘をつかない」です。

これを改めて考えた時、
私の心は決まりました。

勤勉で礼儀正しくまじめで嘘をつかない自分でいよう!と。

多くの日本人移民の方がこのブラジルでそうであったように、私も。

これからも、もしミスをしたらならばきちんと報告します。
ミスを報告する動機は、
会社の利益を一番に考えるからです。
保身の為ではない。
それを分かってくれない上司や会社なら「縁がなかった」それだけのこととして。

にほんブログ村 海外生活ブログ ブラジル情報へ

にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へ

にほんブログ村 海外生活ブログへ

PVアクセスランキング にほんブログ村 


コメント

人気の投稿